シザーケースを選ぶときのポイント

シザーケースは、はさみを使う職業の方にとても重宝されるアイテムです。はさみを初め、さまざまな道具が収納できるからです。そんな重要なシザーケースを選ぶとき、見るべきポイントがあるのをご存じでしょうか。

本記事では、シザーケースを選ぶ際のポイントを5つに絞ってわかりやすく紹介します。美容師の方はもちろん、シザーケースに興味のある方にも役立つ情報がもりだくさんです。

シザーケースを選ぶ際のポイント5選

シザーケース

シザーケースは、仕事で使う機会が多いため、自身の使いやすいものを選びましょう。ここでは、シザーケースを選ぶポイントを5つ紹介していきます。

職業

シザーケースを選ぶポイントとして、職業に適したものがよいでしょう。職業によって、はさみの種類や本数が異なるからです。例えば、美容師はカット用のシザーやブラシ、ヘアピン、クリップなどを収納する必要があります。

花屋の場合は、切り花や枝を切るためのはさみを必要でしょう。結論として、職業に合わせたシザーケースを選ぶことで、より効率的に作業が進められるのです。

素材

シザーケースを選ぶときは、素材も重要なポイントになります。素材によって価格・デザイン・耐久性に違いがあるからです。シザーケースに使われる主な素材は以下のとおりです。

素材 価格帯 特徴
プラスチック素材 2,000~4,000円 ・軽量で使いやすい
・水で洗えるので清潔に保ちやすく、汚れにくい
・デザインも豊富
合成皮革 3,000~5,000円 ・見た目は本革に似ている
・動物の皮ではなく、塩化ビニールなどを使って質感を出している
・本革に比べて値段も安い
・経年劣化でひび割れが発生することがある
本革 3,000~20,000円 ・動物の皮を使用した素材
・使い込むほど味が出てカッコよくなる
・高級感があり、熱にも強い
・汚れがつきやすく、定期的なメンテナンスが必要

シザーケースは、選ぶ素材によって価格帯や特徴に大きな違いがあります。また、シザーケースには人気ブランドがあり、ブランド品であれば価格相場よりも高くなります。素材や軽さ、金額面などを考慮し、自身にあったシザーケースを選択しましょう。

収納数

シザーケースを選ぶ際は、収納数も見るべきポイントです。収納数が不足していると仕事に支障が出てしまいます。ヘアカットを生業とする美容師では、はさみは最低でも3本は必要です。

ヘアスタイルをデザインする「ベース」、髪の毛を削ぐ「セニング」、毛髪調整のための「ドライ」といった、それぞれの役割に合わせたはさみがあります。

以上のことから、シザーケースは、仕事道具を確実に収納できるものを選びましょう。

デザイン

シザーケースを選ぶとき、デザイン性も非常に重要です。デザインによって、人に与える印象も変化するからです。たとえば、シンプルなデザインであれば、落ち着いた印象を与えるため、よりプロフェッショナルに見えるでしょう。

一方、カラフルなデザインは、個性的な印象を与えるため、周りから注目を集められます。そのため、シザーケースを選ぶうえで、デザインはとても重要なポイントといえるのです。

装着タイプ

シザーケースを選ぶときは、仕事の状況に適したタイプを選びましょう。シザーケースは、基本的に4つのタイプがあり、それぞれ特徴があります。次項から4つのタイプについて、くわしく紹介していきます。

シザーケースを装着する際の4タイプ

シザーケースには、どのようなタイプがあるのでしょうか。ここでは、4つのタイプを紹介していきます。

ウエストベルトタイプ

シザーケースの1つ目は、ウエストベルトタイプです。こちらは、ウエストに巻けるベルトがついているので、身体に密着し持ち運びがしやすいです。たとえば、美容師であれば、はさみを頻繁に使うため、手軽に取り出せることが重要になります。

そのため、多くの美容師がウエストタイプのシザーケースを使っています。

ショルダータイプ

シザーケースの2つ目は、ショルダータイプです。ウエストベルトタイプと違い、肩にかける仕様のため、腰に負担がかかりません。そのため、腰痛持ちの方には、大きなメリットといえるでしょう。デメリットとしては、ショルダータイプは、移動するとシザーケースが揺れて、道具が出し入れしにくい点があげられます。

2WAYタイプ

ウエストベルトとショルダーの両方に対応できる2WAYタイプは、仕事の状況に合わせて使い分けられるため、非常に便利です。仕様の変更は金具の着脱だけで手軽にできる点も人気の要因です。

置き型タイプ

シザーケースの4つ目は、置き型タイプです。こちらは、シザーケースを置いて使うため、持ち運びが不要な場合に便利です。置き型タイプは、デザイン性が高く、アルミケースや箱物といったおしゃれなケースが多く販売されています。

ただし、スペースに余裕のない場合は、ほかのタイプの方が使いやすいかもしれません。

ネット通販で購入する際の2つの注意点

シザーケース

シザーケースは、店舗販売している専門店が少ないため、ネット通販で購入する方も多くいます。ここでは、シザーケースをネット通販で購入する際の注意点を2つ紹介します。

サイズと重さは必ずチェックする

ネット通販でシザーケースを購入する際は、サイズや重さを必ずチェックしましょう。

なぜなら、サイズや重さがミスマッチだと、仕事道具が入らなかったり、持ち運びが困難になったりするからです。

特に女性の場合は、重量があるシザーケースだと、身体に負担がかかり、疲労の原因に

なるかもしれません。そのため、ネット通販で購入する場合は、事前にサイズと重さを

確認しておくとよいでしょう。

返金保証のあるサイトから購入する

ネット通販で購入する場合、実物が手に取れないため「イメージと違う」いった注文ミスが起きる可能性があります。そのため、返金保証のあるサイトから購入すると安心です。返金保証があるかどうかは、商品ページを確認するか、サイトの利用規約などで確認できます。

注文ミスを事前に防ぐためにも、返金保証のあるサイトからの購入をおすすめします。

シザーケースのメンテナンスについて

シザーケースは、定期的なメンテナンスが必要です。シザーケースは、メンテナンスを怠ると早期に劣化してしまうからです。しかし、定期的なメンテナンスを行えば、3?5年程度、使用することができます。

シザーケースのメンテナンス方法として、以下の3点が重要です。

ブラッシングでほこりを落とす

防水スプレーをかける

クリームを塗る

とくに、防水スプレーはシザーケースを濡らした場合に水をはじくため、長期間使用するためには欠かせないメンテナンスです。また、メンテナンスは、2週間に1回程度行うことをおすすめします。

メンテナンスの頻度が低いと汚れがたまり、シザーケース自体が汚れてしまいます。以上のことから、シザーケースを長く愛用するには、定期的なメンテナンスが必要不可欠といえるのです。

まとめ

シザーケース

本記事では、シザーケースを選ぶときのポイントや素材の特徴を紹介しました。シザーケースは、機能性だけでなく、自身の好みや職業に合わせたデザインで選ぶことが大切です。また、シザーケースの特徴を理解すれば、自身にあったシザーケースが見つかる可能性も高まります。

そして、定期的なメンテナンスを行えば、シザーケースの寿命を伸ばすことも可能です。これからシザーケースの購入したい方は、今回の記事を参考に自身にあったものを探してください。